初心者でもできるグーグルアドセンスで稼ぐ方法
自分のウェブサイトを簡単に収益化できる方法に「Google AdSense(グーグルアドセンス)」があります。
2015年にグーグルアドセンスを利用しているサイト運営者が受け取った収益のトータルは100億ドルと言われています。
世界各国でウェブサイトを運営してグーグルアドセンスを利用しているのは200万人と言われていますが、あなたもグーグルアドセンスで稼げる一人になるかもしれません。
ここでは初心者でもチャレンジできる、グーグルアドセンスで稼ぐ方法について解説しています。
グーグルアドセンスとは
グーグルアドセンスとは、あなたが所有しているウェブサイトへ自動的に関連性の高い広告を掲載できるシステムです。
広告の内容に関しては全てグーグルが責任を持って審査を行っているので、信頼性の高い広告が配信される仕組みになっています。
パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレット端末などユーザーが閲覧しているデバイスのサイズに合わせて、ユーザーが興味を持ってくれそうな関連性の高い広告が広告が表示される仕組みになっているのが特徴です。
グーグルアドセンスで収益が発生するのは、ユーザーが興味を持った広告をクリックした場合です。
「1回クリックする毎に◯円」とクリック単価が決まっているわけではなく、どのような広告をクリックしたのかによってクリック単価が変わるのも大きな特徴です。
グーグルアドセンスに広告を配信している広告主は、利益を見込める商品に対しては高めにクリック単価を設定して広告費をかけて新しい顧客の獲得を期待しています。
グーグルアドセンスを掲載しているサイト運営者は、広告を掲載して新しい顧客獲得に繋がる橋渡し役になってくれた見返りのようなもので、収益を得る仕組みになっているのです。
なお、クリック単価が比較的高めに設定されているのは金融関連や不動産関連、ダイエット商品関連、教育関連などの広告です。
これから新規でサイトを作成する場合は、これらの情報にユーザーが興味を持ってくれそうな内容のウェブコンテンツを作成し、広告主の元へ誘導できるようなサイトを目指すのも良いでしょう。
アドセンスの収益データ分析の仕方
グーグルアドセンスを本格的に始めるにあたって覚えておきたいのは、収益データの分析方法です。
実際に広告を掲載し始めると、掲載結果がグーグルアドセンスの管理画面にレポートとして表示されるようになっています。
収益データの分析をする際に覚えておきたいのは、以下の4つです。
- PV:ページビュー。ウェブサイトのページが開かれた回数
- RPM:インプレッション収益。広告が1,000回表示された時の見積もり収益額
- CTR:平均クリック率。表示された回数のうち、広告がクリックされた回数
- CPC:平均単価。広告をクリックされた時の単価
これらの数値が高いほど収益が見込めることになりますが、いつまで経っても低いという場合は配信される広告の内容や掲載する位置などを見直しすることで軌道修正を図れる可能性もあります。
グーグルアドセンスのメリット・デメリット
グーグルアドセンスはウェブサイトさえ用意しておけば、あとは広告が自動的に配信されるので稼ぎやすいという印象を持っている方もいますが、グーグルアドセンスは稼ぎにくいと感じる人がいるのも事実です。
どのようなメリットとデメリットがあるのかを確認しておくことも大切です。
グーグルアドセンスのメリット
グーグルアドセンスはユーザーが広告をクリックした段階で収益が発生する仕組みになっています。広告主のサイトに移動してから何らかのアクションを起こす・起こさないに関係ありません。
自分のウェブサイトに広告を掲載しておくだけで収益が見込めるので、商品を売り込むようなコンテンツを作り込む必要がないのは大きなメリットです。
グーグルアドセンスのデメリット
そんなに簡単なら、早速今からグーグルアドセンスを始めてみよう♪と思っても、すぐに始められないのがグーグルアドセンスの大きなデメリットでもあります。
実は、グーグルアドセンスを始める前には審査を受ける必要があり、審査に合格できなければ広告を貼ることすらできないのです。
また、無事に審査に合格しても、グーグルアドセンスのプログラムポリシーに反するようなサイト運営をしていると、せっかく取得したグーグルアドセンスのアカウントが無効になる可能性もあります。
グーグルアドセンスはあくまでも【インターネットユーザーの役に立つ有益な情報を提供しているウェブサイト】に掲載が許可されるものなので、この基準を満たしていなければ審査に合格するのは難しいのです。
そして、もう一つのデメリットは、サイトに訪れるユーザーが少なければ収益が見込めないことです。
ユーザーが多いほど広告をクリックしてくれる可能性は高くなりますが、ユーザーが少なければそれだけ広告をクリックしてくれる可能性が低くなるので、いつまで経っても収益が見込めません。
ウェブサイトに訪れるユーザーはインターネットの検索結果で表示されたサイトに訪れるのが大半なので、検索結果の上位に表示されるようなウェブサイトでなければいけないことも覚えておきましょう。
ただ、これらのデメリットをメリットに変えるためには、インターネットユーザーのためになるサイト運営を心がけていれば特に問題ありません。
グーグルアドセンスで稼いでやる〜!という目的だけでサイト運営するのではなく、たくさんの人に有益な情報提供をする目的が前提にあれば、自ずとユーザーが集まってグーグルアドセンスの収益も増えてくるでしょう。
初心者がアドセンスで稼ぐ手順
それでは実際にグーグルアドセンスの始め方を確認してみましょう。
アドセンスアカウント取得
まずはグーグルアドセンスのアカウントを取得しなければいけませんが、誰でもアカウントを取得できるわけではなく審査が行われることを忘れてはいけません。
審査に通過するまで苦労する方も少なくありませんが、以下のポイントを抑えてアカウント取得を目指しましょう。
- インターネットユーザーに有益な情報が記載されている
- グーグルアドセンスの広告を掲載できる
- 一定の情報量がある
人のためになるコンテンツを作成する
以前ならグーグルアドセンスのアカウントを取得する際には、特にインターネットユーザーの役に立たないありきたりな内容の日記ブログでも審査に通過したこともあったようですが、現在では中身のないようなサイトでは審査に通りません。
でも人のために役に立つような情報源なんてなにもない・・・なんて諦めてはいけません!あなたのちょっとした知識をウェブサイトにしたためてみましょう。
例えば・・・
- マイホームを購入した時の体験談(土地探し、住宅ローン・工務店選び、引越しなど)
- 趣味の家庭菜園(栽培方法、野菜や花のウンチクなど)
- 食べ歩き(実際に食べた美味しい食べ物や地域の特性など)
- 好きな芸能人(プロフィール、出演している番組の内容など)
このように、あなたが実際に経験したことや興味を持っていることの中には、インターネットユーザーに役に立つネタはいくらでもあるはずです。
グーグルアドセンスの広告が掲載できなければダメ!
ウェブサイトを作る場合は無料ブログサービスを利用する方も多いですが、グーグルアドセンスを掲載できるウェブサイトでなければ審査に通過しません。
無料ブログサービスは既に他の広告が自動的に掲載されており、その収益は無料ブログを運営している会社に入る仕組みになっています。そこにグーグルアドセンスを重複して掲載することはできません。
また、グーグルアドセンスを掲載できる無料ブログサービスでも、今後は利用規約が変わってグーグルアドセンスを掲載できなくなる可能性や、最悪の場合サービス提供停止になることも考えられるため、無料ブログサービスを利用することはおすすめできません。
長期間に渡ってウェブサイトを育てるためにも、独自ドメインを取得してレンタルサーバーの利用することをおすすめします。
独自ドメインとは【◯◯◯.com】のように、あなただけのウェブサイトの「住所」になるもので、サイトの信頼性を高めるためにも役立ちます。ドメインの種類にもよりますが、年間数百円〜数千円しかかかりません。
そしてウェブサイトを運営するために必要な「土地」のようなものがサーバーで、その一部を貸し出しているのがレンタルサーバーです。レンタルサーバーの種類も色々ありますが、年間数千円で利用できます。
独自ドメインを取得してレンタルサーバーと契約したら、簡単に本格的なウェブサイトが構築できる「WordPress」を使ってみましょう。
WordPressは無料ブログと同じように簡単に記事を更新できるシステムです。設定に戸惑う方もいますが、ほとんどのレンタルサーバーでは簡単な設定でWordPressを設定できるようになっています。
後ほどWordPressの運営に最適なレンタルサーバーを紹介するので参考にしてください!
まだ本格的に稼いでいないのにお金がかかるのは困る…と思うかもしれませんが、安定した収益を目指すための必要経費として考えて、一日も早く経費分をグーグルアドセンスの収益で取り戻す意気込みで頑張ってみましょう!
審査時にはある程度の情報量が必要
グーグルアドセンスの審査にあたってウェブサイトを作る場合には、ある程度の情報量がなければ審査に通りません。
5記事程度執筆しただけ、1記事あたりの文字数は300字にも満たないという内容では情報不足とみなされる可能性が高いです。
もちろん、少ない情報量であってもインターネットユーザーの役に立つ内容だと判断できるのであれば問題ないでしょうが、一般的にはこの程度であれば審査に落ちる可能性が高いです。
確実にこれだけの情報量があれば審査に通るという基準はありませんが、何か一つテーマを絞って、最低でも1記事あたり1000文字以上、10〜20記事程度のコンテンツを作成しましょう。
なお、グーグルアドセンスが禁止しているコンテンツ内容にならないように注意してください。
これらのポイントを抑え、グーグルアドセンスの審査に向けてウェブサイトを作ってみましょう。
サイトジャンルを決める
無事にグーグルアドセンスの審査に合格したら、更に収益を伸ばすためにどんどん新しいウェブサイトを構築していきましょう。
もちろん、申請時に作ったウェブサイトも更新し続けることで収益化に繋がりますので継続してください。
新たにウェブサイトを構築する場合は、情報特化型と、最新情報を更新し続けるトレンド型のどちらかを選びます。
情報特化型の場合は、ある程度の濃い情報量が集まれば頻繁に更新をしなくても安定したアクセスが見込めます。
トレンド型の場合は常に最新情報をピックアップして更新し続ける必要がありますが、ユーザーが求めている情報によっては爆発的なアクセスが見込めます。
ウェブサイトの構築に費やせる時間は限られているので、どちらのタイプが自分には向いているか見極めてみましょう。
アドセンス広告の種類
グーグルアドセンスの広告は様々な種類があるので、ウェブサイトの内容に応じて変更することをおすすめします。広告のフォーマットは以下の種類があります。
- テキスト広告:テキスト1〜2行が表示される
- ディスプレイ広告:様々なサイズのバナー広告が表示される
- リッチメディア広告;FlashやHTML、動画などが表示される
- リンクユニット:サイトコンテンツに関連するトピックが表示される
- レスポンシブ広告:パソコンやスマホなどのデバイスに応じて自動的に広告サイズが変わる
- 関連コンテンツユニット:サイトのトラフィックとページ数の要件を満たしていなければ利用できない
どのような広告の種類やサイズが効果的なのかを随時変更しながら、最適な広告が表示されるように調整しましょう。
アクセス解析をしながら軌道修正
しばらく記事を更新し続けていると、どんどんウェブサイトに訪れるユーザーが増えてくるはずです。
ユーザーがどのような情報を求めているのかを確認するためには、アクセス解析でチェックしてみましょう。
グーグルでは高機能なアクセス解析・Google Analyticsを用意しており、グーグルアドセンスと連携もできるのでぜひ有効活用してください。
アドセンス×WordPressにおすすめのレンタルサーバー
グーグルアドセンスで安定した収益を目指すためには、独自ドメインを取得してWordPressによるウェブサイトを運営するのがおすすめです。
今後たくさんのウェブサイトを構築すると、集中的にユーザーがサイトに訪れることが予想されます。大量にユーザーがアクセスすると、不安定なレンタルサーバーは簡単にパンクしてしまい、せっかのチャンスをムダにする場合があります。
レンタルサーバーを選ぶ場合は値段の安さだけに注目するのではなく、高負荷にも耐えられる安定性も重視することをおすすめします。
ここでは簡単にWordPressを設置できて安定した運営ができるレンタルサーバーを紹介します。
お名前どっとこむ
安定感抜群まずはここ!
ドメイン取得からサーバーまで安定感が非常に高く使いやすい業者です。
サーバーは毎月900円から可能で容量も問題なし
日本語ドメインの取得も可能なのでドメインのみ利用でもOK
月額 | 容量 | マルチドメイン | ワードプレス |
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900円〜 |
200GB〜 |
◎対応 |
◎対応 |
X10サーバー
X2の廉価版ですがこちらでも問題なし
X2サーバーと同じ会社が運営しているサーバーで
管理画面も非常に似た作りになっているので特に操作に困りません。
X10の900円〜プランであってもかなりの安定性があるため、入門編としては非常に優秀です。
月額 | 容量 | マルチドメイン | ワードプレス |
---|---|---|---|
900円〜 |
200GB〜 |
◎対応 |
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アドセンス×WordPressに利用できる格安レンタルサーバー
本格的にWordPressを運用することを想定するとあまりおすすめできませんが、レンタルサーバーとはどんなものなのか練習用として使ってみたいという方は格安レンタルサーバーもあるので参考にしてください。
ロリポ
格安な料金で利用できるレンタルサーバーとして有名で、200万サイト以上が運用していると言われています。
10日間無料でお試しでき、困った事があればサポート体制も整っているので気軽に使い心地をお試しできます。
ライトプラン
月額料金 | 250円〜(税抜)、初期費用1,500円(税抜) |
---|---|
容量 | 50GB |
独自ドメイン設定数 | 50個 |
サブドメイン設定数 | ドメイン毎に300個 |
MySQL5データベース | 1個 |
バックアップ | 自動 |
WordPress自動インストール | 可能 |